成年後見制度解説 > 成年後見制度の基本 > 成年後見制度トラブル事例・後見人の怠慢
成年後見制度トラブル事例
後見人の怠慢
NPO法人といっても、実際には法人後見を拒否し個人が後見人になるという仕組みの法人や、NPO法人といっても実際にはひとりしかいない法人など、成年後見制度に関わるNPO、法人、専門家集団の内情はさまざまです。お願いする団体やその個人のことをよく検討・調査してから後見人になってもらうようにしましょう。
- 成年後見人がやる気なし。
1.成年後見人がやる気なし。
遺産分割をしなければならない者の成年後見人となったNPOの理事長が、何を思ったか弁護士を雇い、自分は何もせず、さらには、自分が代理を務める被後見人の取得分すら満足に把握せず、「次回の協議の席には実印と印鑑証明書を持ってきてください。」といって、遺産分割協議を終わらせようとした。
このケースでは、相続人の1人が自分の主張をすると、遺産分割協議を打ち切ってしまうという意味不明の行動をとった。
このように、遺産分割をも知らないで成年後見人を引き受けるような者もいるので、かなり気をつける必要がある。このような者は、自らの利益のみで成年後見人となった者と考えられるので、何の問題が起きようと自ら辞任するというようなことはないので、解任手続をとるしかないが、余計な労力となってしまうので、依頼する際には後見人になる者の資格など十分に調べてからとすべきである。
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