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内容証明研究会 > 内容証明研究会メルマガ一覧 > 第80号 告訴状と被害届

告訴状と被害届

第80号 告訴状と被害届

被害届と告訴状は、捜査の義務の有無に違いがあります。

被害届は、犯罪被害者が届けをしても、捜査をするかしないかは、 その警察署内で判断することができます。 ですから、ほぼ、受理してもらえます。

しかし、告訴状の場合は、「必ず」捜査することが 義務付けられていますので、告訴状を受理してもらうことは、 簡単ではありません。

該当する罪の構成要件(罪が成立するとされる条件)を 整えてすることが必要になります。

また、告訴をきっかけとして犯罪捜査を行うことになっている犯罪を 親告罪といいますが、 親告罪の場合、誰でもが告訴をすることができるわけではなく、 「告訴をすることができる人」が、それぞれの罪によって、 定められていますから、それ以外の人からの告訴は受理してもらえません。

警察が受理したい案件であったとしても、受理できなので、 「告訴をすることができる人(=告訴権者)」が告訴するように しましょう。

親告罪以外の罪では、直接の被害者やその親族等でなくても だれでも訴えることができ、これを「告発」といいます。

もちろん、こちらも、受理すれば「必ず」捜査することが 義務付けられていますから、罪が成立する構成要件が整っているか 必ず検討してから、告発するようにします。

このように、被害届と告訴状(告発状)は、警察から見たら かなりの違いがあります。

告訴状を持っていって、受理してもらえず、被害届として 受理します、と言われたら、

  1. 罪の構成要件を満たしていない
  2. 告訴状を受理するのは面倒だ・・・

の、どちらかです。 まずは1.の構成要件を再確認して、満たしていれば 受理するように要請しましょう。

こちらも参考にしてくださいね。


⇒ 告訴をすることができる人(告訴権者)


⇒ 親告罪一覧

 
⇒ 告訴・告発・刑事事件の解決サイト

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