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和解 <-過払い金返還請求

0円和解
和解のライン
和解


0円和解

貸金業者から「0円和解」を提案されることがあります。0円和解とは、現時点で借金を0円にするというもので、残債の請求をしないのでこれで取引を終了させようというものです。

一見、借金がなくなるので非常に好都合な申し出のように思えますが、すぐにその申し出を受けるのは待ってください。 貸金業者が0円和解を提案する場合は、過払い金が発生していると思って間違いありません。 過払い金が発生していた場合、裁判を提起すれば、過払い金が返還されるだけではなく、過払い金が返還されるまでの期間に対して、民法で規定されている年5%の金利を加えた金額を請求することができるのです。

貸金業者は1円でも払いたくないので、「裁判になれば弁護士費用もかかるし時間も手間もかかる。貸し借り0ということで終わらせませんか。」と0円和解を主張してきます。 安易な和解は損をしますので、毅然とした態度で拒否しましょう。


和解のライン

和解交渉で一番難しいのが、どのラインで和解するかです。 金利も含めた過払い金を全て返還してもらうことが理想ですが、そのためには裁判をすることになる可能性が高いです。そうなるともちろん弁護士費用などもかかります。弁護士などの専門家に頼まず自分一人で裁判をするとなると、何度も裁判所に足を運ばなければならないし、知識をつけるために勉強もしなければなりません。仕事にも当然支障は出ると思います。そして、やっぱり自分一人では無理だと判断して土壇場で弁護士に依頼することにもなりかねません。それで和解案よりほんの少しだけ上回る判決が出たとしてもあまり得にはならないでしょう。

トータルで考えてここまでなら和解してもよいというラインをあらかじめ決めておきましょう。

弁護士に依頼して金利を抜きにして全額が戻るとした場合、弁護士費用に20%かかると想定して、手元に残るのが80%。自分で貸金業者と交渉を行う場合は、70%前後を和解ラインとして設定するのが無理のないラインといえます。

「金利も含めた全額を返還して欲しい」と主張してもなかなかウンといわないと思いますので、「金利は請求しないので、過払い金を全額返還してください」と言う方が交渉も進めやすいし時間もかかりません。ただし、これは駆け引きなので、最初から「金利はいりません」と言ってしまうことのないようにしましょう。あくまで最善の和解を得るための手段の一つとして考えておいてください。

和解

納得できる和解案が提示された場合は、合意書を取り交わします。合意書は2通作成し、返還金額、返還期日、返還口座などを記載し、それぞれに署名、捺印をして貸金業者に郵送します。貸金業者から合意書が返送されて、口座に入金が確認できれば終了となります。

>>貸金業者と納得いく和解が成立しない場合

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