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前方の注視を欠き、さらに一時停止をすることなく交差点に進行してきた自転車に、ほぼ直角に交わる道路から進行してきた自転車が出会い頭に追突した事故の裁判例
賠償額  約314万円

判決は、賠償額 314万0223円

事故事実
○事故年:大阪地裁平成10年判決

○事故の場所:歩車道の区別のない道路と歩車道の区別のある道路が交わる、信号機による交通整理の行われていない交差点上

○被害者:自転車(女、事故当時62歳、主婦兼包装工)

○被害の程度:左膝脛骨平原骨折、後遺障害 12級12号(自覚症状としては歩行時の左膝痛、正座不能等。他覚所見としては左膝稼動域制限と左膝手術創)

○加害者:自転車(不明)

○事故事実:信号機による交通整理の行われていない交差点上で、一時停止線で停止することなく交差点に進入し、被害自転車の左方向から進行してきた加害自転車と出会い頭に衝突した

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張:1215万4733円

○加害者の主張:なし

判決・過失割合
○判決: 過失相殺率 被害自転車70%、加害自転車30%、損害額:314万0223円

  1. 被害自転車は、本件交差点付近に進行し、交差点を渡りきろうとしていたが、右前方だけに気を取られ、加害自転車が進行してきた左前方にはまったく注視していなかった
  2. 加害自転車は、自転車道を進行して本件交差点に入り、被害自転車が一時停止線付近に進行してくるのを認めて急ブレーキをかけたが間に合わず、出会い頭に衝突し被害自転車を転倒させた
  3. 本件事故は、被害自転車が注視を欠き、なおかつ一時停止線で停止することなく本件交差点に進入したことによって発生したものである
  4. 加害自転車は、被害自転車の動静に注意し、速度や進路を調整することにより本件事故を十分に避けることができた

>>自転車事故裁判例一覧(自転車同士の事故、交差衝突)

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