自転車事故ホーム > 自転車事故事例・判例 > 歩道上、バス停でバス待ち歩行者に衝突

バス停でバスを待っていた歩行者に、自転車が衝突した事故の裁判例
賠償額 約295万円

判決は、294万9108円の損害賠償金支払い命令

事故事実
○事故年:大阪地裁平成19年判決

○事故の場所:バス停のある歩道上

○被害者:歩行者(事故当時78歳、女)

○被害の程度:左頸骨骨折

○加害者:自転車(男)

○事故事実:バス停付近に立っていた歩行者が、荷物を取ろうとして身体の向きを反転させ、半歩ないし1歩ほど歩道側に進んだところで走行してきた自転車が歩行者の足に衝突し転倒させた

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張:損害賠償請求額336万6148円

○加害者の主張:被害歩行者が、まったく周囲を確認せず飛び出し行為をした、また、同行者と話しながら歩道を横断した

判決・過失割合
○判決:過失相殺率0%、損害額は294万9108円

  1. 加害自転車は、事故発生にいたるまで、他の自転車を追い越したり、車体を斜めにして走行したり、相当の速度を出していた
  2. 加害自転車は、歩道上に他の歩行者がいること、また、交差点手前であるにもかかわらず、徐行も減速もせずに走行していた
  3. 加害自転車は、歩道上で立ち話をしている人を認識しているのであるから、十分に前方を注視し、歩行者の交通を妨げることのないように、ただちに一時停止できるような速度で安全に走行すべきであった
  4. 加害自転車は、被害歩行者の至近距離を後方から通過しようとしたものであり、被害歩行者においては、安全な状態で後方の確認を行い事故を回避できたとは認めがたい

>>自転車事故裁判例一覧(歩道上)

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