自転車事故ホーム > 自転車事故事例・判例 > 無灯火の自転車運転(未成年)親の監督責任なし

判例:無灯火の自転車運転(中学生)、
3120万円の賠償金 親の監督責任はなし

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無灯火自転車の未成年(中学生)が高齢者と衝突、
過失割合加害者85%、被害者15%で
損害賠償金3120万円の支払い命令

事故現場・状況
日没近くの薄暗い状況。被害者(高齢者75歳)は路側帯(白色実線内・歩車道の区別なし)を歩行していたが、電柱があったため、電柱をさけて車道に出た。そこへ、無灯火自転車で対向進行してきた未成年加害者(中学生14歳)と衝突。

被害状況
被害者は、頭部外傷(脳挫傷・外傷性くも膜下出血等)を受け脳室拡大し、脳萎縮も著しく後遺障害2級3号の障害を残した(症状固定時77歳)。

被害者の要求(損害賠償請求)
「中学生の両親に監督者としての義務違反があった」として損害賠償請求

判決(賠償金と親の監督義務責任)
裁判所は、加害中学生の責任を肯定。しかし、事故歴などがなく普段の問題行動などもなかったことから「両親の監督義務違反の過失があるとは言えない」と判定した。

被害者の過失が15%、加害者(自転車)の過失が85%、さらに、被害者には年齢相当の脳萎縮と既往症がすでにあったと推定されるとして、被害者側に20%の素因減額を適用した。

中学生の損害賠償金額は合計約3120万円となった。 (名古屋地裁、2002.9.27)

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