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右手をハンドルから離して前方がよく見えない状態で道路に進行した自転車が、道路を横断中の歩行者に追突した事故の裁判例
賠償額  約608万円

判決は、賠償額 608万6419円

事故事実
○事故年:大阪地裁昭和56年判決

○事故の場所:幅員6メートルの、歩道・車道の区別のない見通しのよい平坦なアスファルト舗装道路

○被害者:歩行者(女、76歳、主婦)

○被害の程度:右胸部・背部・右肩関節打撲捻挫、右肩関節脱臼、右上腕骨々折、右第2ないし第6肋骨骨々折転位、右外傷性気胸、後遺障害併合10級、労働能力喪失30%(右肩関節運動制限・疼痛12級、呼吸障害11級)

○加害者:自転車(高校生)

○事故事実:右折して本件道路に入ろうとした際、左目に入ったごみを取り除こうと、右手をハンドルから離して目をこすりながら進行し、道路を横断中の歩行者に接触し転倒させた

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張:1024万4573円

判決・過失割合
○判決: 過失相殺率 30% 608万6419円

  1. 被害歩行者は、道路に落ちている落ち葉を掃き集めて、道路反対側にあるごみ焼却場に進行し道路を横断しようとしていた
  2. 被害歩行者には、左右の安全を確認しないで道路を横断しようと過失がある
  3. 加害自転車は、本件事故現場となる道路に右折して進行しようとした際、左目にごみが入り、それを取り除こうと右手をハンドルから離して目をこすり、前方が見えない状態のまま惰力で自転車を走行させていた
  4. 加害自転車は、一度前方を確認するために右手を取り払った際、横断歩行中の被害歩行者に気づいて、あわてて自転車を制御しようとしたが間に合わず、被害歩行者の左半身に衝突し転倒させた
  5. 加害自転車には、前後左右を注視し、道路の安全を確認して進行し、事故の発生を未然に防止すべき注意義務があった

>>自転車事故裁判例一覧(歩道のない道路での自転車事故)

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