損害賠償請求、慰謝料請求の基礎知識、トラブル相談  行政書士高田事務所・内容証明研究会
損害賠償請求、慰謝料請求
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内容証明郵便や示談書、合意書などの作成から裁判に至るまでの手順や損害賠償請求や慰謝料請求の法的根拠をわかりやすく解説します。刑事事件との絡みも。
  
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  損害賠償請求慰謝料請求ホーム > 損害賠償請求とは > 過失相殺と損益相殺

過失相殺と損益相殺

  1. 損害賠償請求における相殺とは
  2. 過失相殺
  3. 損益相殺

損害賠償請求における相殺とは

損害賠償請求において、賠償請求している側(被害者・債権者)にも、落ち度(過失)や不当利得などがあったりする場合があります。それらを、損害賠償額から減額することを相殺といいます。

損害賠償における相殺には、過失相殺と、損益相殺というものがあります。

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過失相殺

損害賠償請求において、加害者と被害者(債務者と債権者)が公平となるようにするため、被害者(or債権者)にも過失があった場合、損害賠償額を被害者(or債権者)の過失に応じて減額することを過失相殺と言い、お互いの過失の程度によって損害の負担を公平に扱うことを目的とします。

例えば、仮に100万円の損害が算定されたとしても、被害者側の過失が20%と認定されれば、20万円は損害総額の中から差し引かれ、賠償額は80万円となります。このように実際に手にする被害者側の損害賠償金額は、自身の過失の大小によって左右されることになるのです。

なお、交通事故の場合を除けば、過失の割合を認定する客観的な基準というものはなく、慰謝料請求を算定する場合と同じように個別の状況を判断することが必要となり、裁判所の裁が大きく影響することになります。

また、債務不履行による過失相殺は、必ずしなければならず、不法行為による過失相殺は、裁判所の裁量ですることができる。と、されています。

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損益相殺

損益相殺というのは、被害者が同じ費用の二重取りなど、実際に被った損害以上に利益を得ないようにするためのものです。

例えば、労災保険から休業補償をもらったうえに、さらに、自賠責保険からも同じ月数分の休業損害までも補償してもらうことになっては、普通に働いてる時よりもたくさんもらえるということになります。このような不公平感をなくすためのものが損益相殺と呼ばれるものです。

通常、損益相殺は過失相殺をした後になされます。

ですから、損害の総額を算定した後、その中から被害者の過失相殺分は控除され、そして、さらにそこから、労災保険、自賠責保険、任意保険ないし加害者の既払い額など損益相殺分を控除したものが、最終的な損害賠償額になります。

ただし、不法行為によるケガなどを健康保険及び国民健康保険を使って治療した場合、健康保険等による治療費額は過失相殺をする前に控除されます。つまりこの分は、最初から損害として考慮しないことと同じことになります。

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