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公園内の狭いT字型交差点で、自転車同士が衝突した事故の裁判例
賠償額 約270万円

判決は、269万9884円

事故事実
○事故年:大阪高裁平成16年判決

○事故の場所:公園内の道路同士が交差するT字型交差点上、2台の自転車が相対して通行するにはやや狭い道路上

○被害者:自転車(原告、男、事故当時57歳、路上生活者)

○被害の程度:顔面多発骨折(左眼窟骨骨折、上顎骨骨折、左頬骨骨折、左眼球打撲)、後遺障害 14級(眼球運動制限、正面から10度以内は単一視できるが、それを超えると全方向で複視)

○加害者:自転車(被告、男)

○事故事実:狭いT字型交差点で、双方とも相手が避けてくれるとの思い違いをし、互いの動静に注意することを怠り衝突した

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張:1454万0287円

○加害者の主張:なし

判決・過失割合
○判決: 過失相殺率  被害自転車50%、加害自転車50%、損害額:269万9884円

  1. 被害自転車は、事故が起きた交差点に向かって下り坂となっていたため、ブレーキをかけて減速しながら走行していたところ、加害自転車が走行してくるのを交差点手前で認めた
  2. 加害自転車は、被害自転車が前後にラジカセやビデオデッキのような家電製品を数台ずつ積んで不安定な状態でゆっくりした速度で進行しているのを認めた
  3. 被害自転車は、加害自転車の方が避けてくれるものと考え、交差点手前で自転車を停止させることをしなかった
  4. 加害自転車は、被害自転車を避けて走行しようとしたが、予期に反して避けた方向に進行してきたため被害自転車と衝突した
  5. 衝突により、双方はバランスを崩し、加害自転車運転者の頭部と被害自転車運転者の左顔面が衝突し、被害自転車運転者は鼻血を出してその場にしゃがみこんだ
  6. 加害自転車は、被害自転車が直進するか、または大回りに右折するものと軽信していた
  7. 加害自転車は、被害自転車の動静に十分に注意し、交差点手前で一時停止するか、または、道幅のゆとりのある交差点中央付近まで出てから左折するなど、できる限り安全方法で進行すべきであった
  8. 被害自転車は、加害自転車の動静に十分に注意し、交差点手前で一時停止するか、または、道幅のゆとりのある交差点中央付近まで出てから右折するなど、できる限り安全方法で進行すべきであった

>>自転車事故裁判例一覧(自転車同士の事故、交差衝突)

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