自転車事故ホーム > 自転車事故事例・判例 > 突然後ろ向きのまま歩道に出てきた歩行者を避けようとして転倒した事故の裁判例

自転車通行可の歩道上にある工事現場出入り口付近で、突然後ろ向きのまま歩道に出てきた歩行者(工事現場作業員)を避けようとして転倒した事故の裁判例
賠償額  約 46万円

判決は、賠償額 46万1654円

事故事実
○事故年:大阪地裁平成13年判決

○事故の場所:工事現場前の出入り口付近で、3m程度の幅員のある自転車通行可の歩道上

○被害者:自転車(女)

○被害の程度:左橈骨遠位瑞骨折

○加害者:歩行者(男)

○事故事実:歩道を走行していた被害自転車が、工事現場出入り口から突然後ろ向きに歩道に進入してきた歩行者(工事現場作業員)を避けようとして自転車もろとも転倒した

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張: 93万3020円

○加害者の主張:なし

判決・過失割合
○判決: 過失相殺率 自転車20%、歩行者が支払う賠償金46万1654円

  1. 被害自転車は、普通の速度で運転して、本件歩道のほぼ中央付近を走行していた
  2. 被害自転車は、工事現場出入り口にさしかかる約10mほど手前で加害歩行者の姿を認めたが、加害歩行者が工事現場に向かって入っていこうとしているのを見て、そのまま通過しようとした
  3. 加害歩行者は、出入り口にさしかかる直前、突然に後ろ向きのまま歩道上に進出してきた
  4. 被害自転車は、加害歩行者を避けようとしたが間に合わず、バランスを崩してそのまま歩道と車道の境目付近に自転車もろとも転倒した
  5. 加害歩行者は、工事現場から歩道上に進出する際、通行する自転車等の有無をまったく確認することなく後ろ向きで歩み出てきた過失は大きい
  6. 被害自転車は、工事現場から出てきた加害歩行者を事前に確認していたにもかかわらず、直ちに停止もしくは衝突を回避しうるような、安全な速度と方法で自転車を運転すべき過失があった

>>自転車事故裁判例一覧(歩行者が加害者となる自転車事故)

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