自転車事故ホーム > 自転車事故事例・判例 > 突然突き出した旗竿が自転車前輪にはさまった事故の裁判例

歩行者が突き出した旗竿が走行中の自転車の前輪に挟まり、自転車運転者が転倒した事故の裁判例
賠償額  約248万円

判決は、賠償額 247万8437円(既払い金115万538円を除く)

事故事実
○事故年:大阪地裁平成17年判決

○事故の場所:自転車通行可の歩道上で、片側には加害歩行者の勤務先である店舗の敷地で、もう片側には車道がある

○被害者:自転車(女)

○被害の程度:頚椎捻挫、右肘・右膝打撲等

○加害者:歩行者(女)

○事故事実:自転車通行可の歩道上で、加害歩行者の勤める勤務先敷地内の生垣から歩道上に突き出した旗竿が、自転車で走行していた被害自転車の前輪に挟まり、固定され、被害自転車は足をつく間もなく転倒した

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張: 323万1389円

○加害者の主張:なし

判決・過失割合
○判決: 過失相殺率 自転車0%、歩行者が支払う賠償金額247万8437円(既払い金115万538円を除く)

  1. 被害自転車は、バスを待つ行列を避けるため、歩道の左寄り(加害歩行者の勤める店舗側)を走行していた
  2. 加害歩行者は、生垣にいて、いきなり旗竿を歩道上に突き出した
  3. 被害自転車は、加害歩行者の突き出した旗竿が運転する自転車の前輪に挟まり、急ブレーキがかかったように前輪が固定され、足をつく間もなく転がるように転倒し、右腰、右肩、右膝を地面にうちつけた
  4. 加害歩行者は、歩道上の安全を十分に確認しないまま、漫然と旗竿を突き出した過失は著しく大きい
  5. 被害自転車には、自転車が走行している際に、歩道の脇から突然旗竿が飛び出してくることを予測しなければならない義務はなく、むしろ、こうした状況を予測して回避することは困難である

>>自転車事故裁判例一覧(歩行者が加害者となる自転車事故)

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