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路側帯から車道に数十センチ入ったところで後方から来た自転車に追突された事故の裁判例
賠償額  約3024万円

判決は、賠償額 3024万円4115円

事故事実
○事故年:横浜地裁平成8年年判決

○事故の場所:歩道・車道の区別のない、左右両端に0.6メートル程度の路側帯の設けられたアスファルト舗装の平坦な道路上で、交通量の割には狭い道路

○被害者:歩行者(女、62歳、主婦兼自営手伝い)

○被害の程度:死亡

○加害者:自転車(男、高校2年生)

被害者の主張・加害者の主張
○被害者の主張:5497万7727円

○加害者の主張:被害歩行者が、道路沿いにはみ出して設置してある自動販売機(被害歩行者が経営する牛乳店)の間から急に飛び出してきた

判決・過失割合
○判決: 過失相殺率 20%、3024万円4115円

  1. 被害歩行者は、路側帯を通行すべきであったが、車道に数十センチ入ったところで加害自転車に追突された
  2. 被害歩行者は、路側帯から車道に出る場合には、車両の通行に十分に注意する義務があった
  3. 加害自転車は、事故現場付近の車道を自転車で通過していたところ、後方から自動車が走行してきたので自転車を左路側帯側に寄せた
  4. 加害自転車は、前方道路の路側帯上にいる被害歩行者を発見したが、速度が出ていたため被害歩行者を避けることができず、ハンドルの左部分が被害歩行者の右腕ないし右脇腹に衝突し、被害歩行者は、身体のバランスを失い、約3メートル先のブロック塀に強く頭を打ち付け傷害を負った
  5. 加害自転車は、交通量の割には狭い道路を通行する場合には、前方を注視し、通行人および道路に面した人家などからの人の出入りに注意しながら減速して進行するべき注意義務があるにもかかわらず、速度を制御しないまま漫然と進行した

>>自転車事故裁判例一覧(歩道のない道路での自転車事故)

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