内容証明研究会 > 民法ノート > 民法総則(代理〜時効) > 代理

民法 代理

代理

その10 代理人

代理制度

代理人が法律行為をし、効果は本人が取得する。 私的自治の拡張・補充の意味をもつ。

代理人とは、本人に代わって意思決定をし、代理行為をする者のこと

任意代理人

「本人」の信任を受けた者
代理権の範囲は、「本人との定めた範囲」、もしくは、以下のとおり

  • 保存行為(103条-1)財産の現状維持
    (家屋の修繕、期限がきた債務の弁済など)
  • 利用行為(103条-2)財産の性質を変えずに収益を図る
    (現金を銀行預金にする・物の賃貸)
  • 改良行為(103条-3)財産の使用価値、交換価値を増加させる
    (家屋に造作を加える・無利子預金を利子付にするなど)
    ※処分行為は出来ない(財産の現状を変更すること)
    →不利益をもたらすかもしれないもの

法定代理人

法律の規定による者(親権者(818条)成年被後見人(840)など)
代理権の範囲は、各法律によって決まる

  • 管理人の権限(28条) 若しくは上記任意代理人の権限である、保存・利用・改良行為をしてもよい
  • 親権者の代理権(824)
  • 後見の代理権(859条)

代理人の要件

  • 能力者であることを要しない(102)但し意思能力は必要
  • (法定代理人、代理人、保佐人の同意が必要(制限能力者の場合))
  • 親権者になる場合(833条)、後見人になる場合(847条)は、一定の能力が必要

今すぐ相談する!

代理行為

代理行為を行う要件

  • 本人のためであると表示すること(99条)
    →(「代理人である」と言うこと)顕名(けんめい)
  • 法律行為が有効に成立すること(101)
    代理人について判断される・・・・虚偽表示・錯誤⇒無効
                         詐欺・脅迫・・・取消(本人が決める)
  • 代理権の存在
    • 任意代理人:代理権の授与
    • 法定代理人:法律の規定

今すぐ相談する!

禁止行為

  • 自己契約・・・・本人と代理人の契約
  • 双方代理・・・・契約当事者双方の代理人になること

※ 但し例外として、債務の履行など本人の利益になる場合は良い(108但)

今すぐ相談する!

代理権の消滅

  • 本人の死亡(111-1)
  • 代理人の死亡(111-2)
  • 代理人の後見開始または破産(111-2)
    →本人が承知の場合はなれるが、途中で破産した場合は消滅する
  • 委任による代理人に特有の原因(111-2)
    →本人の破産(653条)・・委任契約の場合(破産管財人が管理するから)
    →委任の解消(651)・・委任契約の解除

今すぐ相談する!

 

民法総則解説へのリンク

スポンサーリンク

関連ページリンク

CategoryMenu

内容証明研究会カテゴリ

内容証明郵便とは

時効一覧

債権回収の方法と手続き

浮気不倫の慰謝料請求

労働問題

悪徳商法解約

賃貸トラブル

不動産トラブル

ペットトラブル

告訴告発・刑事事件

多重債務

契約解除

損害賠償請求

遺言状・相続問題

成年後見制度

尊厳死の宣言書(リビングウィル)

▼法律解説

民 法

消費者契約法

▼おすすめ

おすすめ書籍

新聞提供記事

メルマガ
なにがなんでも!内容証明研究会

バックナンバー一覧
カテゴリ別一覧
Powerd byまぐまぐ
スポンサーリンク