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戸籍上は他人ですが、相続できますか?

50歳代の未婚女性です。私は父が10年前に死亡してから色々と問題もありましたが残された父の内縁の妻を引取り同居しております。

彼女は80歳を越える高齢で病弱でもあって介護も必要な状態でした。私としても彼女を気の毒に思い、自分の実の父親の面倒を見てくれた恩義と、私の一人暮らしの寂しさもあって一緒に暮らして病気療養と介護の面倒を見てきました。

ところが先日、看病の甲斐無く亡くなりました。彼女には身よりもなく少々遺産があります。こうした場合私が相続できないのでしょうか。

遺言がない場合の相続は、法定相続として一定の親族の者のみを限定して推定相続人と定めています。つまり一定の親族でない人は、相続人でないので原則的に財産をもらうことは出来ない建前となっております。

 ただし、これではあまりに酷であるから相続人が誰もおらず、残された財産があり、家庭裁判所が「相当である」と判断した場合等は特別縁故者として財産を分配できる制度があります。

 特別縁故者とは被相続人と生計を同じくしていた者、被相続人の看護に努めた者、その他被相続人と特別の縁故のあった者等、これらはその事情ごとに家庭裁判所が判断します。

 あなたの場合、親族関係がなく推定相続人ではありませんが、生計を共にし、療養看護にあたったわけですから家庭裁判所に申立することによって特別縁故者になる可能性も大きいでしょう。

もし被相続人が遺言するとしたらあなたに遺贈していたであるか考えられるかどうかが1つの判断材料になると思われます。

ご相談ください

コラム「身近なトラブルQ&A」
原稿執筆しています。
2004年10月28日
三陸新報
[身近なトラブルQ&A]
2004年11月11日
ウィークリー情報誌 TOUCH
[身近なトラブルQ&A]

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