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犬用のおもちゃで怪我

買ってきた犬用のおもちゃで遊んでいた飼い犬が怪我をしてしまいました。治療費等はどこに請求すればよいでしょうか。

  1. おもちゃ自体の損害
  2. 犬のケガ(拡大損害)

おもちゃ自体の損害

通常壊れることのない遊び方をしていたにも関わらず、壊れてしまった場合には、そのおもちゃ自体の損害は売主に対して要求することができます。

なお、おもちゃが代替可能であれば欠陥のない別のおもちゃを(債務不履行責任、民法415条)、そのおもちゃの代替がきかないようであれば欠陥修理や代金の一部の返還を、また、修理ができない場合には売買契約そのものを解除して代金返還を要求することが可能です。(瑕疵担保責任、民法570条)

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犬のケガ(拡大損害)

おもちゃそのもの以外の損害は「拡大損害」と言います。

拡大損害についての賠償を認める法律には製造物責任法(PL)があり、これは、おもちゃの製造者であるメーカー、輸入業者など、製造物に会社名などを表示している事業者が対象となります。

製造者に対して拡大損害の賠償を要求する場合には、

  1. 製造物に欠陥が存在していたこと、
  2. 損害が発生したこと、
  3. 損害が製造物の欠陥により生じたこと

の3点を明らかにしなければなりません。

製造物責任法2条、3条

(定義)
第二条  この法律において「製造物」とは、製造又は加工された動産をいう。

2  この法律において「欠陥」とは、当該製造物の特性、その通常予見される使用形態、その製造業者等が当該製造物を引き渡した時期その他の当該製造物に係る事情を考慮して、当該製造物が通常有すべき安全性を欠いていることをいう。

3  この法律において「製造業者等」とは、次のいずれかに該当する者をいう。
一  当該製造物を業として製造、加工又は輸入した者(以下単に「製造業者」という。)
二  自ら当該製造物の製造業者として当該製造物にその氏名、商号、商標その他の表示(以下「氏名等の表示」という。)をした者又は当該製造物にその製造業者と誤認させるような氏名等の表示をした者
三  前号に掲げる者のほか、当該製造物の製造、加工、輸入又は販売に係る形態その他の事情からみて、当該製造物にその実質的な製造業者と認めることができる氏名等の表示をした者

(製造物責任)
第三条  製造業者等は、その製造、加工、輸入又は前条第三項第二号若しくは第三号の氏名等の表示をした製造物であって、その引き渡したものの欠陥により他人の生命、身体又は財産を侵害したときは、これによって生じた損害を賠償する責めに任ずる。ただし、その損害が当該製造物についてのみ生じたときは、この限りでない。

 

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